【整備】石川県金沢市、T様、2008y、ダッジ ラム1500 クワッドキャブSLT エンジン始動不良・燃料ポンプ交換
車検・整備
メーカー名ダッジ
車種ダッジ ラム1500 クワッドキャブSLT/Dodge Ram1500 QuadCab SLT 2WD
年式平成20年/2008y
施工内容:
2008年に登場した4代目モデルとなる【ダッジ ラム1500 クワッドキャブSLT/Dodge Ram1500 QuadCab SLT】
4代目モデルの特徴は何と言っても「脱トラック」
基本資質はトラックのままに、乗り心地やハンドリング、さらにインテリアの使い勝手や質感を、まるで乗用車のような雰囲気に仕立てることで、他メーカーとの差別化を図ったテイストとなっております。
以降、現行のラムトラックは2010年にダッジブランドから「RAM」ブランドへ独立!
脱トラックを目指した意欲的なモデルであり、実際に触れてみると、人気の理由がよく分かる1台です。
そんな魅力の詰まったクルマですが『エンジンがかからない』というご相談のもと、弊社へと入庫です。
施工の流れ
STEP1
実はこちらの車両。オーナー様は石川県から伊豆へ旅行に来られた際に、宿泊先の近くでエンジン始動不良に。旅行先でのトラブルであり、主治医となる整備工場は当然、石川県の整備工場。
インターネットを頼りに弊社webサイトをご覧いただき、ご相談の連絡をいただきました。
現地作業で対処が出来れば良かったのですが…
セルモーターは回るが初爆しない。バッテリーの電圧も良好。燃料ポンプ等のヒューズ関連も良好。
クイック作業での対処が出来ず、自社積載車でレッカー搬送&修理の運びとなりました。
STEP2
エンジンがかからない上で、ポイントとなるのが『燃料・点火・空気』の3点です。
今回は明らかにキーシリンダー:アクセサリーポジションでも燃料ポンプの動作音がしません。
各部点検を行い、燃料ポンプが原因箇所として濃厚…
インタンクタイプなので、燃料タンクそのものを降ろします。
STEP3
燃料タンクが降ろせれば、次は燃料ポンプの単体点検です。
モーターを直接点検していきます。
12Vの電圧を流してもモーターは不動。うんともすんともいいません。
やはり燃料ポンプの経年劣化による燃料圧送不良でした。
STEP4
新旧の燃料ポンプの比較です。
10年もの歳月を経て、どちらが新品かは一目瞭然です。
新品であっても、動作点検を行ってから燃料タンクへ取り付けてタンクも車両へ戻します。
たんまりとガソリンが入っていたため二人作業でしたが、無事に取り付け完了!エンジンも良好♪
オーナー様も石川県からお越しいただき、お引き渡しとなりました。
ありがとうございます。