【整備】静岡県富士市、Y様、2013y、ポルシェ 911カレラ Type-991 キーレス修理
車検・整備
メーカー名ポルシェ
車種Porsche/ポルシェ 911カレラ Type-991
年式平成25年/2013y ABA-991MA104
施工内容:
最新のポルシェのイグニッションキーは、握った時の感触がよく、小さなスポーツカーの彫刻を彷彿とさせるモダンな造形だが、内部にはバック アップとして金属製のアナログキーが内蔵されており、緊急時には電気の力をかりることなくドアが開けられる仕組みになっています。
そんな最先端の技術が詰まったイグニッションキーですが、使用できなくなると不便ですよね?
スイッチ不良によるご相談にてご来店です。
施工の流れ
STEP1
今回は使用頻度の高いスイッチ部が割れてしまい、反応しない。
女性オーナー様曰く、ネイル等で押し込むときに爪が刺さってしまった。という相談をいただきました。
STEP2
掌に収まるサイズや携行性とともに、様々な機能が求められるイグニッションキー。
分解してみましたが、さすがに各部品が小さいです。
紛失しないように専用デスクで原因の探求を行っていきます。
STEP3
開けてみれば一目瞭然でした。
内部スイッチのピンが外れて接点部がバラバラになっていました。
2㎜くらいの構成部品が数点、内部で転がっていましたので正しく組み上げていきます。
STEP4
持っててよかった!精密ピンセット!それでも手先がプルプル。
破損してしまっていた部品もあったのですが、単体でメーカーから部品供給が出ない!?
そうなれば作るしかない!?
ということで、電動リューター等で自作しました。
ここまでで2時間ほど。根気のいる作業です(笑)
STEP5
組付けまで完了してから、動作点検を行います。
オーナー様にもご確認していただき、合わせて耐久性を兼ねてぽちぽちぽちぽちぽちぽちぽちぽちぽちぽち…
ご納得いただき、無事にお返しいたしました!
この度はご依頼いただき、ありがとうございます!!