【車検・整備】静岡県富士市、S様、フィアット500Sツインエア ABA-31209、エンジンチェックランプ点灯・点検&修理・継続車検手続き・エンジンオイル・オイルエレメント・ブレーキラインオイル交換etc…、No.05430500
車検・整備
メーカー名フィアット
車種500Sツインエア ABA-31209
年式平成27年/2015y
施工内容:
フィアット500の中でもスポーティなタイプとして登場した≪500S≫
スポーティなタイプとして登場し、2気筒ターボに5段マニュアルトランスミッションという組み合わせ!
独特なエンジン音を奏でながら、超コンパクト・軽量ボディに5速MTという個性はドライバー自身が自由な操作性を楽しめる1台だと思います。
そんな素晴らしい車の継続車検のご依頼をいただきました。
購入時から数年たったお車の状態を把握するため、様々な個所を点検いたします!
隅々までしっかりと状態を把握し、必要に応じて消耗部品やオイルなど油脂類の交換をいたします。
施工の流れ
STEP1
継続車検のご依頼なのですが、前日にエンジンチェックランプとアイドリングストップ機構の警告灯が点灯してしまった。とのこと…
原因を探求しながら車検でもありますので、バッテリーのコンディションやエンジンルーム内のベルトなどを含む補器類などの点検を行います。
それら確認作業を行っていたところ…
STEP2
見事にぶっ千切れた配線があるではありませんか。
しかもセンサーの根元から断線していました。
900ccのツインエアエンジンは始動するとトコトコという独特なリズムで動きながら、結構エンジン自体が揺れて振動がでます。
その振動により樹脂カバー部と配線が擦れて切れてしまったようです。
原因さえわかれば修理:断線配線加工・配線延長・被膜保護処理作業と対策作業を行い、再発生しないように努めます。
修理後に試乗走行などさせていただき、再点灯・不具合等がなくなったことを確認して車検整備へと取り掛かります。
STEP3
エンジンオイル交換やブレーキオイル交換をはじめ、冷却水量や下廻り点検を行います。
今回は問題ありませんが、オイル漏れを起こしている車の場合はアンダーカバーがオイルでベタベタなんてことも…
特に中々交換する機会のない油脂類であるブレーキオイルも同様に劣化していきますので、車検のタイミングで交換することをお勧めいたします。
エンジンが動けば排気ガスも出ます。
それら吸排気系も点検対象です。
排気漏れや各所のゆるみ・損傷・腐食がないかチェック、排気ガス検査など行います。
STEP4
ホイールを外してブレーキステム点検を行っていきます。
フットブレーキやサイドブレーキの制動・踏みしろ/引きしろの点検や、ブレーキパッドやローターの摩耗具合など消耗品関連のチェックは非常に大切な項目となります。
足廻りの点検・整備が追加作業となることが多いでしょうか…
普段使用している状態ではなかなかお目にかかることが出来ない箇所になります。
ドライブシャフトブーツ・各所ボールジョイントダストブーツ・タイロッドエンドブーツ・ステアリングラックブーツ・スタビリンクロッドetc…
あらゆる箇所にゴム製品が使用されており、使用環境・期間などに応じて割れたりするので要チェックです。
STEP5
ほんの一例ごとのご紹介ですが、他にもまだまだ点検項目がございます。
物理的な点検と合わせて専用テスターで目に見えない制御面・コンピューター関連のチェックやメンテナンスリセットもお忘れなく…
お預かり期間中に工場の出し入れや試乗走行などで車両を動かしましたので、継続車検取得後は修理をした箇所の再確認をして、対策処置の状態を確認して作業完了です。
二重チェックは必須です!
命を乗せて走る自動車です。
一歩間違えば凶器にだってなりえます。
だからこそ安全を最優先に考え1台1台と向き合って取り組みます!
車検のご依頼をいただき、ありがとうございました!