【整備】静岡県富士市、U様、2011y、VW/フォルクスワーゲン ゴルフⅥ GTI エンジンオイル・オイルエレメント・DSGオイル・DSGオイルストレーナー交換
車検・整備
メーカー名フォルクスワーゲン
車種VW/フォルクスワーゲン ゴルフⅥ GTI
年式初度登録:平成23年/2011y
施工内容:
フォルクスワーゲンの代表車種「ゴルフ」が第7世代へとバトンタッチしても尚、衰えることのない人気と確かな性能を併せ持つ【VW/フォルクスワーゲン ゴルフⅥ GTI】
2リッターの直噴ターボエンジンは、排気量こそ先代GTI用エンジンと同じだけれど、中身は別物。
先代の200psから211psへとパワーアップすると同時に、ユーロ5の厳しい排ガス基準をクリア。
CO2排出量も先代の190g/kmから173g/kmへと低減している。
ぴったりと息が合った新エンジンと6段DSGのコンビネーションは、スポーティさとともに“いいモノ感”を伝える。
とは言え、パワートレインの屋台骨であるユニットのメンテナンスは欠かせません。
エンジンオイル・オイルエレメント・DSGオイル・DSGオイルストレーナー交換のご依頼です。
施工の流れ
STEP1
作業内容は下記の通り。
・エンジンオイル&オイルエレメント交換
・純正DSGオイル&DSGオイルストレナー交換
・専用テスターVASによる診断(油温管理含む)
・シーリングワッシャー交換
といった、基本的な内容となっております。
STEP2
まずはエンジンオイルの交換から。
さっそく、ゴルフGTIをリフトアップして、エンジンのアンダーカバーを外します。
ゴルフ7GTIやRの2.0 TFSIエンジンもそうですが、プラスチックのオイルパンが採用されています。
ドレンプラグもプラスチックの蓋になり、簡単に着脱できる構造になりましたが…
プラスチック製のドレンプラグは消耗品で毎回交換が必要となります。
STEP3
新品の純正オイルフィルターに取り替え、エンジンオイルを5.5L注入して作業は終了。
エンジンオイル、オイルフィルター、ドレンプラグを交換し、DSGオイルの交換へと取り掛かります。
ドレンプラグと油量調整用のパイプを外してDSGオイルを抜きます。
もちろんDSGオイルとともに、オイルフィルターも新品に交換です。
STEP4
専用工具を使用してのDSGオイル充填作業へと移ります。
下からオイルを注入するするのに加えて、油量調整を行う温度が厳密に規定されているので、作業はここから数時間を要します。
油温管理を専用テスターで行いながら各ギヤポジションにシフトを入れてオイルをなじませながら油量の調整などを行っていきます。
STEP5
DSGオイルの油量が規定値に調整できたところで、最後にテスターを使ってDSGの"キャリブレーション"を行います。
これにより、クラッチのつながりを最適化する必要があります。
時間も手間もかかりますが、大切な作業です。
全ての作業完了後に試乗走行を行い、オーナー様へとご連絡。
ご一緒にフィーリングの確認をしていただき、お引き渡しとなりました。
ご依頼ありがとうございました。