【整備】静岡県富士市、S様、2009y、BMW 335i Type-E92 走行中ベルト切れ オイル漏れ有り ベルト・エンジンオイルエレメントハウジングガスケット・タペットカバーパッキン交換 No,0803
車検・整備
メーカー名BMW
車種BMW 335i Type-E92
年式初度登録:平成21年/2009y
施工内容:
ベルトが断裂した事で走行不能になり緊急レッカーで搬入されたE92 335iの整備レポートです。
走行中に切れてしまったようで『ズバァンッ』の音と共に重ステに…
本当に大きな事故に繋がらなくて良かったです。
ベルトが断裂するとベルト可動している全ての機能が停止する事で、電力停止・オーバーヒート・エアコン使用不可、パワステ使用不可等と深刻な状態を引き起こします。
バッテリーの警告や様々な警告灯も点灯した。とのことですのでそれらも確認していきます。
施工の流れ
STEP1
オルタネーター点検・ベルト残骸徐庶作業一式。
エンジンルーム内・エンジン下廻り洗浄・清掃作業。
各プーリー等脱着・清掃・点検を行っていきますが、異常摩耗していたり、それらしき要因が見当たりません。
ベルトの交換も前回いつされているのか不明とのことでしたので、経年劣化が濃厚です。
ベルト交換後にしばらく弊社にって経過観察をさせていただくことに…
STEP2
ベルトとは別に点検時に判明したエンジンオイル漏れの修理も合わせて行っていきます。
定番のタペットカバーガスケット交換とオイルエレメントのハウジングガスケット交換です。
もちろんエンジンオイル交換も一緒にさせていただきました。
次回のオイル交換は走行方法にもよりますが、3,500~5,000km程で交換をお願いいたします。
STEP3
作業完了後はオイルインスペクションのリセットと各故障コードを基に点検もしておきます。
ファンベルトの断裂という不測の事態での入庫。
当初は被害範囲が心配でしたが、ベルト廻りの交換とオイル漏れの修理だけで済んだのは良かったのではないでしょうか。
不測の事態に陥らないためにも12ヶ月・24ヶ月の定期的な点検など実施する事をオススメ致します!
ご依頼ありがとうございました。