【整備】静岡県富士市、M様、2010y、フィアット ニューパンダ ABA-16912、デュアロジック変速不調 点検&修理相談・オイル漏れによる圧力不良・ポテンションメーターブラケット交換・デュアロジックオイル交換 Unil opal、No.05441225
車検・整備
メーカー名フィアット
車種ニューパンダ ABA-16912
年式初度登録:平成22年/2010y
施工内容:
こんにちは。今回はFiat New Panda(ニューパンダ)にて発生した、
デュアロジックユニットからのオイル漏れによる変速不良修理のご紹介です。
デュアロジックとはFiatに多く搭載されているセミオートマチックトランスミッションです。
MT(マニュアルトランスミッション)をベースに、油圧アクチュエーターがクラッチ操作・変速を自動で行う仕組みとなっており、
この油圧制御が故障すると、変速不良に直結します。
施工の流れ
STEP1
症状としては下記のようなものがあげられます。
・ギアが勝手にニュートラルになる
・発進時にギクシャクする
・変速時に「カクッ」としたショック
・メーターに「ギアボックス異常」表示点灯
今回はギアが切り替わらない・勝手にニュートラルになる。といった症状がありました。
点検結果、ポテンションメーター部からのデュアロジックオイル漏れを確認。
規定量の半分以下ですね…
このオイル漏れにより、油圧が正常に保てず、クラッチやシフト操作に支障が出ていました。
STEP2
漏れ箇所であるコチラの部品はOリングのガスケットだけ出れば良いのですが…
ブラケット部Assy供給となり、そこそこのお値段がします💦
何とかしてくださいメーカーさん(笑)
STEP3
漏れ原因である部品を新品に交換後、デュアロジックオイルオイルをリフレッシュ交換して動作確認と試乗走行をさせていただき、作業完了です。
デュアロジックは定期的なメンテナンスが不可欠です。
特にオイル漏れは症状が出る前に予防整備で対応できることもあります。
もし「変速時に違和感」「ギアが入らない」などの症状が出始めた場合は、早めの点検をおすすめします!
ご依頼ありがとうございました!