【整備】静岡県富士宮市、W様、2013y、メルセデス・ベンツ C180ステーションワゴン DBA-204249、エンジンチェックランプ点灯・冷却水警告表示・水温異常修理依頼・レッカー搬送入庫・専用テスター診断・水温センサー サーモスタットAssy交換、No.03480313
車検・整備
メーカー名ベンツ
車種C180ステーションワゴン DBA-204249
年式平成25年/2013y
施工内容:
コンパクトな1.8Lエンジンと7速ATの組み合わせで、街乗りから高速まで扱いやすく、燃費もJC08モードで13.2 km/Lを実現。
スタイリッシュなワゴンフォルムで、実用性と上質感を両立。
2WDながら後席・荷室空間に余裕があり、都市生活からレジャーまで活躍する上品な1台≪メルセデス・ベンツ C180ステーションワゴン≫のご入庫です。
水温異常となり、水温警告灯と共にエンジンチェックランプが点灯してしまった!という事でレッカー搬送いただきました。
放置するとオーバーヒート、エンジン破損にもつながりかねません。
さっそく、専用テスターでチェックランプ点灯要因の確認と物理的な点検作業を行っていきましょう。
施工の流れ
STEP1
専用テスターでの診断結果は『水温センサー アースへのショート』を検知していました。
センサー不良かな?と目視点検を行っていくと、サーモスタット付近が濡れて冷却水が漏れた跡が…
水温センサー単体の部品供給はあるものの、サーモスタット単体の部品供給はないので、ハウジングAssyの交換作業となります。
樹脂製パーツやガスケット類のゴム類は経年で劣化しやすいため、消耗品として扱われますが…
部品代はなかなかです💦
STEP2
サーモスタットハウジングを取り外したところ、赤矢印部に冷却水が漏れてガビガビの状態でした。
ゴムパッキンが固くなり、伸縮性も皆無。
水温センサー部も変色していました。
これではセンサーも正常動作はしそうにありませんね…
STEP3
新しい部品と比較すると一目瞭然ですね。
外した時とは逆の手順で組み上げて、冷却水/LLCの充填・エア抜き作業を行います。
エア抜き作業を行いながら、再度専用テスター診断を行い故障コードの過去ログを消去。
改めて故障コードが検知されないか確認作業もします。
温度上昇、漏れ、圧力状態などを確認して修理完了です。
ご依頼いただき、ありがとうございました。