【整備】愛知県豊明市、T様、2008y、BMW 525iツーリング Type-E61 エンジン不調 圧縮不良 バルブ破損 No,7584
車検・整備
メーカー名BMW
車種BMW 525iツーリング Type-E61
年式初度登録:平成20年/2008y
施工内容:
今回は愛知県にお住まいのオーナー様からのご相談です。
東名高速道路をご利用中にエンジントラブルが。。。
違和感と共にエンジン警告灯が点灯、サービスエリアへ逃げ込むもアイドリング不良の状態。
明らかに『これは危険な状態』と判断いただくも、場所は地元ではない静岡県。
インターネットで検索した結果、弊社へとご連絡をいただきました。
施工の流れ
STEP1
レッカーにて入庫いただきました。
任意保険の代車特約がございましたので、ご利用いただきレンタカーを手配です。
状態としては1気筒正常動作していないような状態でした。
テスター診断の結果、様々なDTCがありますがシリンダー6番がミスファイアを検知していました。
STEP2
点火系もしくは燃料系不良か…ということで各部単体点検を進めていきます。
弊社点検用イグニッションコイルへ交換するも症状に変化なし。
スパークプラグは昨年に行った車検時に交換済みとのことですが、念のためシリンダー1番と6番を入れ替えて症状の変化を見ましたが変化なし。
インジェクターについては専用テスターでアクティブテスト/作動点検をしましたが異常なし。
それでもシリンダー6番がミスファイアを検知します。
一番あってほしくなかったダメージが大きい圧縮不良を起こしていました。。。
STEP3
弊社ではマイクロスコープがありますので、スパークプラグを抜きカメラをシリンダー内へ通して内部状況の確認が出来ます。
やっぱり6番シリンダーは内部破損が見受けられました。
マイクロスコープ最大のメリットは点検・原因探求までの時間やコスト削減ができる点です。
脱着作業を最小限にすることが出来るため、使用する機会は少ないもの非常に重宝しております。
今回の経緯と点検詳細をオーナー様へご連絡し、今後の方向性を相談させていただきます。