【整備】静岡県沼津市、O様、2007y、キャデラック エスカレード 左リア開閉不良 インナーハンドル交換修理
車検・整備
メーカー名キャデラック
車種エスカレード V8-6.2ℓ
年式初度登録:平成24年/モデルイヤー:2007y
施工内容:
アメリカのゼネラルモーターズ(GM )が同社の高級車部門にあたるキャデラック。
同ブランドで製造・販売されているフルサイズラグジュアリーSUV。
『キャデラック・エスカレード/Cadillac Escalade』
今回は正規輸入が開始される前のモデルイヤーであり、並行輸入された1台。
運転席後ろのドアが外からも中からも開けられない。という事でご相談をいただきました。
施工の流れ
STEP1
アウターハンドル・インナーハンドルを引っ張っても、ウンともスンとも。。。
ドアが開けられない以上、何とかして開けて原因を探求するしかありません。
各所に傷が付かないようにマスキングテープで養生し、作業着工です。
STEP2
無事にドアトリムを車内で取り外すことができました。
数本のボルトと複数のクリップで固定されているのですが、パネルを真っ直ぐ引っ張らないといけません。
てこの原理で押し出そうにも車内からでは、そこまでのスペースもありません。
何よりも工具を隙間に突っ込もうとすると、内装を傷をつけてしまいそうで…
苦肉の策として、持っている工具を加工などして無事に取り外しに成功しました。
STEP3
ドアトリムが外れて原因も判明しました。
ドアを開錠するためのワイヤーを固定するステーが破損していました。
破損していたインナーハンドル部のみ本国バックオーダーで部品供給が可能だったので至急、取り寄せました。
STEP4
内側から開けられない/インナーハンドルについてはこれにて原因解消です。
同時に外側からも開けられない症状について原因を探っていきます。
内装はほぼ取り外していますので、原因もすぐに判明しました。
STEP5
アウターハンドルを引いたときに動作するロッドの位置がズレていました。
黄色い部品が割れていましたので、ハンドルを引いてもロッドが上手く動作せず、ズレてしまっていたようです。
コチラも部品交換を行い動作確認!
取り外してあったモノを元に戻して作業完了です。